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特急田中3号 4/13放送 [テレビドラマの感想]

鉄道オタクをとりあげたドラマの特急田中3号、見ました。第一回目の昨日はオタクであるゆえに、合コンでも失敗続きである、というイケてない面ばかりが強調されていたように思います。主人公が馬鹿にしていたテツ(鉄道オタク)ってすごいんじゃないか?と思うきっかけが出てくるまでが、テンポが悪く感じました。もっと、ポンポン進んでも良かったのではないかと思います。

私自身は鉄道に特に詳しくもなく、大きな関心もなく移動手段の一つとしてとらえています。ですが、世の中にはものすごく関心をはらっている人がいる、しかも世界中にいるわけですから、奥が深い世界なんだろうなと思います。テツってもしかしたら、すごいんじゃないの?と思えるような展開が出てくれるといいなあと思います。


面白かった!セクシーボイス アンド ロボ [テレビドラマの感想]

セクシーボイス アンド ロボを見ました。設定からして一癖も二癖もある感じで、実に私にとってはツボをついた作品といえそうです。第一回の昨晩は、どう見ても謎の人物が出てきたりして、登場人物の顔見せ、といった感じでした。半端じゃないロボのオタクっぷりや、ニコのいかにもイマドキっぽい中学生にも関心が惹かれます。こんな変な人たちが主役だなんて、すごいですよね。その行動を見ているだけで、オドロキの連続です。

しかし、キャラクターとしての奇抜さだけが際立っている、という感じは受けませんでした。なぜ、テレクラなんぞに電話しようと思い立つのかは、そもそも、年代が違うので、そーくるか?!と思うくらいで、違和感はなかったです。それよりも、ニコの行動力で三日坊主に会うあたりの展開に引き込まれました。そういったところも面白くみられそうな気がしています。

第一回目のゲスト、三日坊主役の中村獅堂さんはさすが!といったところでしょうか?記憶が三日しかもたない、孤独な寂しがりの人物として登場し、見ているこちらに「お父さんになって丸くなった気がする」と思わせておいて、裏では殺し屋としての冷徹な表情を見せる。相反する性格が一人の中に存在しているのをむりなく見せてくれていました。ラストでは、貰った餞別の箱に興味を示した時、「絶対開けない方がいいと思うよ...」との願いもむなしく開けてしまうくだりは、予想していたとはいえ結構ショックでした...。

次回も楽しみにしています。

今期のドラマでは、続編の「喰いタン2」、「時効警察」、「特急田中3号」、「わたしたちの教科書」などに注目しています。


アンフェア、見て来ました [映画の感想]

「アンフェア」を見てきました。感想は、面白かった!......でも、終わってないじゃん!!です。ストーリーとしてはちゃんと事件解決しているんですが、含みを持たせた終わり方なんですよね。TVシリーズか、映画の続編があるんでしょうか?予定があるならいいけど、ないんだったら気になっちゃうじゃないの!ひどいよって、感じです。

公開中の作品なので、ストーリーには触れずにいきたいと思います。

アンフェアを見ていて相変わらずの展開で、裏切りに告ぐ裏切りで、一体誰を信用していいものなのか、頭の中がそれだけでいっぱいになってしまいます。こんな状況におかれても冷静な雪平さんはすごいなあ、って思います。そして、そんな展開だからこそ美央ちゃんの存在は貴重です。美央ちゃんの出てくるシーンは緊張感の続く中の気を緩められるし、雪平さんの人間性にも触れられる、いいシーンです。見ていると雪平さんにとって、美央ちゃんはアキレス腱なんだな、って感じます。最大の弱点であるのに、雪平さんは絶対切り離せない。なぜなら、切ってしまえば走れなくなってしまうから。―そんな気がします。

そして、こんなことはありえないのだけど、今回のことで、「ああ、雪平さんの隣にどうして安藤くんがいないのか?」って思いました。彼はそもそも最初の登場シーンからして、雪平さんの殺害を狙っていたわけですし、彼が黒幕の事件はすでに始まっていて、雪平さんの人間性に触れた安藤くんの気持ちに変化が出始めても、もう後戻りできない状態になっていた、だから、本当にありえないのだけど、ここに安藤くんがいたら、雪平さんが安心して背中を預けられるひとがいたのになあって思ってしまいました。彼がいたら独りじゃなかったのに。彼がいないから雪平さんは独りで行動するしかないんだな、と感じました。

 

 


ハゲタカ、最終回 [テレビドラマの感想]

い~かげんにドラマの感想を書こう、としたら、石川で大きな地震があったというニュースがあり、ビックリしています。地震国だからという思いはありますが、やはり驚いてしまいます。少しでも被害が少ないことを望みます。


 

NHKの土曜ドラマ「ハゲタカ」が昨日終了しました。M&Aをめぐって投資ファンドマネージャーと銀行員という立場の違う鷲津さんと、芝野さんという二人を軸に、横道にそれることもなく淡々とその攻防を描いた、硬派のドラマです。

私は旦那と最初からかかさず見ました。フィクションですから、モデルはあるにせよ、気楽に見られるのですが、濃いストーリー展開に引き込まれて、放送中は集中してみていて、終わった後に感想を話し合っていました。

バブルが崩壊して色々なことがあり、それを自分自身も体験してきました。そういったことがドラマという形で、「ああ、そういうことだったのね」と追体験できたことはよかったと思います。

私は見ていて、最初に「ハゲタカ」として登場した鷲津さんがどうしても悪役に思えず、芝野さんにも思い入れることができずにいました。ドラマでも描かれていましたが、事は善悪の二つにきっぱり分かれるような単純なことではなかったからです。人の弱みに付け込んで、二束三文で会社を買い付けるやり方は良いやり方とは言えませんが、そんな事態を発生させた経営者に責任はないのか?無謀な事業展開に融資していた銀行はどうなのか?色々考えながら見ていました。

最終回では鷲津さんの台詞が印象に残っています。「人間の欲望の99.9%は金で解決する。でも残りの0.1%はどうにもならない。金をどう使うか、0.1%で全てを変える事だってできます」です。

私個人の考えでは人の幸せの80%はお金で叶う、と思っていましたが、その台詞を聞いて、「そっかー。99.9%まで何とかできるか、やっぱりちょっと甘かったかな?」と思いました。と、いうのはなんでも安易に札びらきってトラブルを解決しようという意味ではありません。(第一、財力ないし)自分の持てる力を全て使って努力してどうにもできない時に、「情」があるのかな、という事です。

お金は人生を豊かにする手伝いをしてくれます。でも、お金があるから豊かになれるわけではありません。何のために使うのか、意識して使う事を心がけたいと思いました。

 


風林火山 3/18放送 [テレビドラマの感想]

昨日の放送では、ついに晴信が信虎を追放!見事に謀反を成功させたわけですが、いささか、ひねくれ者のワタクシはちょっと不満があるのです。それは、信玄が美化されすぎじゃないの?という事です。

武田信玄は日本史のヒーローです。歴史上の人物で好きだ!という方も多いでしょう。勘助にとっては大事な主君ですから、やはり肯定的に描きたいのでしょうが、せっかく信玄が脇役なのだから、もっと人間性に鋭くせまるというか、裏側を想像してみるとか。今のままじゃ、文武両道の部下からも領民からも信認の厚いスーパーヒーローで軍師の勘助の出番はないんじゃないのー?!なんて思うのですが。

人間、色々な面を併せ持っているわけですから、武田の若様の欠点も出てくると面白いなと思っています。


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